教科書改善の会

改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(代表世話人・屋山太郎)

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育鵬社・片桐社長のあいさつ

扶桑社・育鵬社の片桐松樹社長のあいさつ文が当会に届きましたので掲載させていただきます。


                            平成19年8月吉日

   教科書事業の継続と新会社「育鵬社」の設立について

                       株式会社 扶桑社
                       代表取締役社長 片桐松樹
 
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて扶桑社では、「新しい歴史教科書をつくる会」の提案を受け、教科書改善の一石を投じるべく、これまで二度にわたり中学校の歴史・公民教科書の発行を行ってまいりました。
 他方、昨年12月に60年ぶりに教育基本法が改正され、「公共の精神の尊重」と「我が国と郷土を愛する態度を養う」という条文が付け加えられました。当社の現行教科書は、その精神に最も適していると自負しているところでありますが、この改正教育基本法に基づき、新しい学習指導要領が定められ、次回の新しい教科書が発行される段取りとなっています。
そこで、本年8月1日に扶桑社の100%出資の新会社「育鵬社」を設立し、この会社で新しい教科書作成に取り組んでまいります。命名の由来は、「子供たちよ、大きく育て!」という願いを込めております。
 この育鵬社の教科書事業を支援していただく「教科書改善の会」(正式名称、改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会、代表世話人=屋山太郎氏、現時点の賛同者114名)も7月24日に発足いたしました。
 次回の新しい教科書の発行に当たり、従来のパートナーである「新しい歴史教科書をつくる会」には、一貫してご協力のお声かけをさせていただいておりますが、現在のところ、独自の道を歩みたいと言われております。
当社としましては、これまで以上に各界の賛同を得て、幅広い知恵をいただき、採択において理解が深められる、より完成度の高い教科書づくりを進めてまいりたいと存じております。
なお、二度目の平成18年より供給を開始した現行教科書に関しましては、供給が完了するまで、引き続き扶桑社で発行してまいります。
 育鵬社の経営には、私が代表取締役社長として携わってまいります。
 これまで扶桑社にいただきましたご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、教科書発行を通して教育再生の一助を担う育鵬社に、一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 末筆ながら、くれぐれもお体をご自愛下さいますよう、お祈り申し上げます。
                                     敬具

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教科書改善の会が発足

 「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」(教科書改善の会)が平成19年7月24日発足しました。当会は、扶桑社の教科書事業が独立して設立されたフジサンケイグループの教科書会社「育鵬社」による中学校歴史・公民教科書の発行を側面支援する有識者グループです。
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▲記者会見で教科書改善の会発足を発表する公民教科書編集会議座長の川上和久明治学院大法学部長、歴史教科書編集会議座長の伊藤隆東大名誉教授、代表世話人の政治評論家、屋山太郎氏、事務局を担当する八木秀次日本教育再生機構理事長(左から)=7月24日、東京・平河町

            改正教育基本法に基づく教科書改善を進め
            る有識者の会(教科書改善の会)役員名簿     

《代表世話人》 屋山太郎(政治評論家)
《世  話  人》 石井公一郎(元東京都教育委員) 小田村四郎(元拓殖大学総長)
          中西輝政(京都大学大学院教授)  三浦朱門(元文化庁長官)
          三宅久之(政治評論家)        村上和雄(筑波大学名誉教授)
          渡部昇一(上智大学名誉教授)    渡辺利夫(拓殖大学学長)

《賛  同  者》
青葉ひかる(評論家)  秋山昭八(弁護士)
秋山昌廣(海洋政策研究財団会長)  阿曽村邦昭(吉備国際大学大学院教授)
石井昌浩(元国立市教育長)  石塚透(國學院大學栃木中学校校長)
磯前秀二(名城大学教授)  市村真一(京都大学名誉教授)
伊藤隆(東京大学名誉教授)  伊藤哲夫(日本政策研究センター所長)
伊藤玲子(建て直そう日本・女性塾幹事長)  稲垣直(日本国防協会理事)
井上雅夫(同志社大学教授)  入江隆則(明治大学名誉教授)
上杉千郷(学校法人皇學館理事長)  宇佐美忠信((財)富士社会教育センター理事長)
潮匡人(評論家)  内田智(弁護士)
梅澤史毅夫(学校法人日本航空学園理事長)  叡南覚範(毘沙門堂住職)
大多和聡宏(学校法人大多和学園理事長)
大原康男(國學院大學教授)  小川義男(狭山ヶ丘高等学校校長)
桶屋良祐(念法真教教務総長)  小沢俊夫(弁護士)
小野田寛郎(小野田自然塾理事長)  鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)
加計孝太郎(学校法人加計学園理事長)  勝岡寛次(明星大学戦後教育史研究センター)
加藤寛(千葉商科大学前学長)  加藤十八(中京大学名誉教授)
金井肇(前日本教育文化研究所所長)  椛島有三(日本協議会会長)
川上和久(明治学院大学教授)   木村治美(共立女子大学名誉教授)
日下公人(社会貢献支援財団会長)  久保田信之(アジア太平洋交流学会代表理事)
クライン孝子(ノンフィクション作家)  黒田耕誠(岩国短期大学学長)
小河二郎(MDS会長) 古田島洋介(明星大学教授)
児玉久寿(日本を考えるMC東京会会長)  小林隆(伝承文化研究所代表)
小林正(元参議院議員)  小林道憲(福井大学教授)
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)  さかもと未明(漫画家)
桜井富夫(学校法人常総学院理事長)  佐々淳行(初代内閣安全保障室長)
佐藤和男(青山学院大学名誉教授)  佐藤健二(東京都教師会会長)
澤英武(外交評論家)   塩川正十郎(元文部大臣)
篠沢秀夫(学習院大学名誉教授)  島田洋一(福井県立大学教授)
すぎやまこういち(作曲家)  千玄室(裏千家前家元)
高橋宏(首都大学東京理事長)   高山正之(ジャーナリスト)
田下昌明(豊岡中央病院理事長)  田中英道(東北大学名誉教授)
田中平八(弁護士)   種子島経(元東京BMW社長)
千葉真一(俳優)  津田勉(学校法人津田学園理事長)
寺島泰三((社)日本郷友連盟会長)  寺田一清(不尽叢書刊行会代表)
中尾建三((社)全国教育問題協議会理事長) 中條高徳((社)日本国際青年文化協会会長)
中村粲(獨協大学名誉教授) 中村勝範(平成国際大学名誉学長) 中山理(麗澤大学学長)
西岡力(東京基督教大学教授)   西川淳(甲子園学院中学校高等学校教頭)
新田均(皇學館大学教授)  野口芳宏(日本教育技術学会名誉会長)
蓮尾直美(三重大学教育学部教授)  服部幸應(服部栄養専門学校校長)
花岡信昭(産経新聞客員編集委員)  花田紀凱(WILL編集長)
平岡英信(清風中学校・高等学校校長)  廣池幹堂((財)モラロジー研究所理事長)
松井嘉和(大阪国際大学教授)   松浦光修(皇學館大学教授)
松平康隆(日本バレーボール協会名誉会長)  丸山敏秋((社)倫理研究所理事長)
三浦博史(日本マナー・プロトコール協会専務理事)  水島総(日本文化チャンネル桜代表)
宮正治(日本教育再生機構常務理事)  宮崎義敬(神道政治連盟会長)
三好祐司(前全日本教職員連盟委員長)  村田昇(滋賀大学名誉教授)
村田良平(元駐米大使)   百地章(日本大学教授)
森敬惠(二期会ソプラノ歌手)   森田健作(俳優)
八木秀次(高崎経済大学教授)   安元百合子(全国退職女性校長会顧問)
山口宗之(九州大学名誉教授)   山中弘(ハリウッド美容専門学校理事長)
山本卓眞((財)偕行社会長)   山本豊((社)全国教育問題協議会常務理事)
横山安宏(都公立小学校長会OB会会長)  吉田圭一(明徳義塾中学高等学校校長)
吉田好克(宮崎大学准教授)

                                          [敬称略・50音順]



        改正教育基本法に基づく「日本の教科書」を!(設立趣意書)
                  改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会
 
 学校の教科書は、それで学ぶ子供たちはもとより、教師や保護者にとっても「教育の拠り所」であるとともに、その国の将来の姿を映し出す鏡でもあります。
義務教育の教科書が「無償」で供与されるのは、次世代を担う日本の子供たちに良質で均等な教育環境を保証することが、国家の盛衰にかかわる重大事にほかならないからです。
 昨年十二月、制定から約六十年を経てはじめて「教育基本法」が改正され、さらに本年六月には、学校教育法などの教育三法も改正され、教育をめぐる「戦後の枠組み」は根本的に改められることになりました。教科書においても、近く「学習指導要領」が改訂され、次回の教科書検定より改正された教育基本法、学校教育法、及び学習指導要領の新しい指導理念のもと、従来の教科書は大幅に書き改められることになったのです。

これまでにも幾たびか教科書改善の道は模索されてきました。しかしながら、「旧教育基本法」が厚い壁となってそれを阻んできました。「旧教育基本法」は、自国への「愛」や「道徳心」を育み、「公共の精神」を重んじ、先人が培ってきた尊い「伝統」を受け継ぐという、どの時代、どの国であっても、およそ公教育には不可欠な理念が欠落しているものでした。その結果、「旧教育基本法」のもとでの教科書改善は、執筆にせよ、採択にせよ、どうしても限界をともなうものでした。
しかし、今、その壁が取り払われたのです。

私たちは、このような新時代の到来を歓迎するとともに、それに相応しい教科書を子供達に届けるため、これまで教科書改善に取り組んでこられた方々の志を受け継ぎ、あらたに幅広い教育関係者の皆様の賛同を得て、「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」を結成しました。
私たちの目的は、改正教育基本法の理念に沿った教科書の作成ならびにその普及を側面から支援し、不毛な戦後イデオロギーから子供たちを解き放ち、我が国に古くから伝わってきた清らかで明るく躍動感に満ちた希望の光を、子供たちの心にともすことです。
今、日本の子供たちにもっとも必要なのはこの自国への素直な愛と希望の光であり、そこから自然に生まれる「自己肯定感」です。子供たちに身につけて欲しい「生きる力」や「思いやりの心」、そして「国際理解」も、自国への素直な「愛と誇り」と「自己肯定感」から生まれるのではないでしょうか。

時は満ちました。
「改正教育基本法」が求めているのは、最新の学問的研究成果にもとづき、現場の先生方の豊かな経験を生かした、子供たちの目が輝き出す教科書です。清らかで明るく、正しく直く、平易にして品格のある教科書を子供たちは待っているのです。そんな教科書が誕生し、多くの子供たちに読まれるために、私達はできる限りの活動を行って参ります。
今を生きる大人から次代を担う子供たちへの最大の贈り物。
そんな胸を張って誇れる教科書を子供たちに届けるため、一人でも多くの皆様のご理解とご支援を願ってやみません。

平成十九年七月二十四日


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▲記者会見終了後、集まった報道陣から質問を受ける八木氏ら
 
教科書改善の会発足を各メディアが取り上げました。
産経新聞 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/education/70617/
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070724i413.htm
毎日新聞 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070725k0000m040131000c.html
時事通信 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2007072400818
北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/39664.html?_nva=2


記者会見での主な発言は次の通りです。

屋山太郎(代表世話人)
 教育者でも学者でもないのに何で私が代表者なのだとよく言われますが、1人のジャーナリストとして教科書問題を見てきまして、前に扶桑社が出した教科書に満足できない人もいます。
例えば歴史教科書に新渡戸稲造さんが出てこない。なぜかというと「新渡戸さんは移民法に立ち向かわなかった」とか言う。そういう見方もあるかと思いますが、お札にも載っている人を教科書に出さないのもおかしいじゃないかという意見がある。しかし執筆者は「これは載せなくてよい」と頑張る、ということもありました。
もっといいものを作ろうということで、この改善の会をつくって幅広く有識者を集めようと。そこでは自由に議論して幅広い意見を取り入れて、誰々の作といって自分の歴史観はびた一文譲らないというようでは広い支援は得られないということで、改善の会を立ち上げて幅広いものにしようというのが今度の趣旨でございます。私も前からそういう意見だったのですが、教育界という所は代表を選ぶのは難しい世界でありまして、まったく肩書きのない私が適当だろうという人がいて、いつの間にか代表ということになりました。
志はよく分かっておりまして、私もこれからみんな教科書をよくしよう、立派な教科書を作ろうという人を幅広く集めて、話し合いもしていく役割を担って、お役に立ちたいと代表を引き受けたわけでございます。
今度は歴史の方は日本近代史の大御所の伊藤隆先生でございますから、狭い歴史観ということからは脱却できるのではないか。公民の教科書についても同様でございまして、もう一度筆をおろして、前の教科書は固い、難解なところがありましたが、もっとやさしく分かりやすい教科書にしていくということでございます。

伊藤隆(歴史教科書編集会議座長)
 私は座長ということで歴史教科書の編纂にあたることになりました。今、屋山さんから幅広く幅広くというお話があり、いろんな意見を取り入れていくということでしたが、私としては、歴史の教科書、特に日本史の教科書というのは、縄文時代よりもっと古い先史時代、石器時代から始まって今日に至るまでこの日本列島に住んできた日本人の生き様を書いて、その最後のところに現在中学生である皆さんがいるんだよということが分かるような、そういうわれわれの歴史ということがよく分かる教科書をつくりたいと思います。
かつ、屋山さんが述べられましたが、この前つくりました教科書はちょっと固く、教科書としてこなれていないと言った方がいいと思います。もっと分かりやすく、読みやすいものにしたいと思っております。私は、この前もそうですが、文科省が作っております学習指導要領というものは非常によくできていると思っており、これに基づいてどうして他社のような日教組的な教科書ができるのかと思うわけであります。あれに忠実にやっていくとかなりいい教科書になるなと思っておりまして、指導要領が改悪されることはたぶんないと思いますので、おおむね今度出される学習指導要領に従っていこうと思います。

川上和久(公民教科書編集会議座長)
 私は大学時代に伊藤隆先生の授業を受けた者で、いわば教え子にあたります。今、伊藤先生からもありましたように、私も公民教科書の座長として当然教育文部科学省の学習指導要領に基づいて、そしてまた改正教育基本法の精神に則って公民の教科書を作っていきたいと思っております。
私なりの抱負を述べますと、実は私にも中学生の娘がいて、親同士の会話もたくさんしてきています。その同時進行的なところで申し上げますと、このままでは民主主義者が危うくなるんではないかという危惧が、たくさんの親御さんとの話の中で出てくるんです。個人の権利、個人の人権というのは当然尊重しなければいけないんですが、それが過度に強調されてしまうと、逆に不自由な社会になっていってしまうんじゃないかと。そういう意味で私は、公共の精神というものを涵養していく。ホイッスルブロアーという言葉がありますが、これは会社とか狭い集団の利益を追求するんじゃなくて、公共のパブリックの精神から、これはおかしいんじゃないかと勇気を持って笛を鳴らす、これがホイッスルブロアーであります。
私は、公民を習うすべての諸君がそういった公共の精神からホイッスルブロアーになるような、勇気を持つ精神を持てるよう、現場の先生に育てていってもらいたい。ミートホープの事件や耐震偽装などいろんな問題となる事件が起きています。経済を習ったからといって、お金を儲けるために法に触れてしまっては元も子もないわけです。ですから、公共の利益とは何かと言うことから社会正義を実現していく、そういう公共の精神が根底に流れている教科書をつくっていきたい。そういう意味では、拉致事件も、わが国の固有の領土が侵犯されている状態も、公共の精神という立場から許されないことでないか、ということです。
もう1つは、前の教科書もそうだったのですけれども、教科書だけでは社会に対する関心というものはなかなか持てない。その意味で、私は専門が政治心理学、メディア論とかもやっているので、今日は新聞記者の方がたくさんお見えですけど、もっとNIE(教育にもっと新聞を)を取り入れられるような教科書の構成にしたいと思うのです。前の教科書でも新聞の社説を比較したり、新聞を読んでみようということでいろんな課題があったわけですけれども、これはやはり新聞協会等々の協力も得ながら、教科書だけでなく身近な社会の出来事に関心を持っていく。より社会の出来事に関心を持って取り組んでいけるような教科書づくりを目指していきたいと思っております。社会的正義と社会的問題への関心が公民の教科書で教育を受けることで高まっていく教科書をつくっていきたい。そして沢山の人々のご支援を得て、その精神が発現できるようなものを作っていきたいと思っております。

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