教科書改善の会

改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(代表世話人・屋山太郎)

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都立高テキスト「南京」記述がさらに訂正か : 東京都教委

産経新聞が報じたところでは(3月17日都内版)、東京都立高で使われている都教委独自のテキスト 『江戸から東京へ』にある「南京事件」の記述について、東京都の大原正行教育長は16日の都議会文教委員会で
「さまざまな意見、評価のある事柄については最新の学説も踏まえ、所要の改訂を行っていく」 と述べ、見直す可能性を示唆しました。

新年度から使われる改訂版で「日本軍が中国の兵士や非戦闘員を殺害する事件が起こった(南京事件)」と記載があることについて、
野田数(かずさ)委員(自民)が
「見解が分かれる事柄を掲載するのは望ましくない」
と質したのに対し、答えたものです。
<3月17日産経記事>
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120317/tky12031700520001-n1.htm

すでに当機構では、23年度版『江戸から東京へ』に「日本軍が中国の兵士や民間人多数を殺害」 とあった記述に対して、訂正を求めていたところ(教育再生誌昨年11月号)、
改定版で上記のように部分的に訂正されていましたが、野田都議の今回の質問により、今後、さらなる見直しが進んでいく可能性が出てきました。

なお、最新版『江戸から東京へ』にマッカーサー証言やハル・ノートのソ連作成説が追加されたことなどは『教育再生』3月号でも報じています。
http://www.kyoiku-saisei.jp/index.html

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≪報告≫ 2/21『13歳からの道徳教科書』出版記念の集い

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 パイロット版道徳教科書の発売を記念して『13歳からの道徳教科書』出版記念の集いが、2月21日(火)に、東京六本木・ハリウッドホールにて開催されました。
 当日は、明日の道徳教育を憂うる約250名の皆様にご参加いただき、大盛況の会合となりました。


 第一部出版報告会、第二部懇親会と2部構成で行われましたが、先ず、「道徳教育をすすめる有識者の会」代表世話人である渡部昇一氏(上智大学名誉教授)から、主催者代表挨拶がありました。子供たちに「いい話」を聞かせることの素晴らしさ、そして「いい話」が持っている力についてお話されました。
 
 次に、予定されていたプログラムと異なり、安倍晋三元総理が“サプライズ”登壇され、本書の出版を祝福するとともに道徳教育の重要性を参加者に語りかけました。
 
 その後、「編集委員会代表が本書の魅力を語る」と題したトークセッションを、以下の登壇者で行ないました。
 貝塚茂樹氏(武蔵野大学教授・道徳教育をすすめる有識者の会賛同者)
 丸山敏秋氏(社団法人倫理研究所理事長・同会世話人)
 八木秀次氏(高崎経済大学教授・一般財団法人日本教育再生機構理事長)
 
 また第二部の懇親会も含めて、各界代表の参加者の方々から『13歳からの道徳教科書』出版のお祝いと、これからの道徳「教科化」に向けての激励と連帯のご挨拶をいただきました。
〈登壇された方々:衛藤晟一参議院議員、久保井規文全日本教職員連盟委員長、岡崎久彦元駐タイ大使、下村博文衆議院議員、後藤素彦日本青年会議所副会頭、桶屋良祐念法眞教教務総長、モラロジー研究所の北川治男常務理事(廣池幹堂理事長の代理出席)、小田村四郎元拓殖大学総長、森 嘉吉岡山学芸館清秀中学校学園長、江口克彦参議院議員、山中祥弘ハリウッド大学院大学理事長 久板順一郎株式会社育鵬社取締役 ※ご挨拶順
 またメッセージを義家弘介参議院議員、山谷えり子参議院議員、有村治子参議院議員からいただきました〉

 以下、本会概要をご報告します。




■主催者代表挨拶
 渡部昇一氏(上智大学名誉教授、道徳教育をすすめる有識者の会)

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 子供の時にいい話を聞くということは、その後の人生にとってとても重要です。私にも経験があります。大学生となり実家を離れたとき、山形にいる両親に日記を送っていました。その後結婚してアメリカに渡ったときは、日本にいる妻に日記を送っていました。私は、この日記を送るということが、われながら実にいいアイディアだと思っていたんですね。
 
 ところが去年の春頃に書庫を片付けていたら、子供の頃に読んだ古い雑誌が出てきました。そこにはスペインのチェロ奏者カザルスが、お母さんが心配するだろうと思い日記を送ったという話が載っていました。私は完全に忘れていたこの話のとおりのことを実行していたわけです。
 
 『13歳からの道徳教科書』は、単純にいい話を集めています。子供は楽しく読めると思います。
ただ、おそらくすぐに忘れるでしょう(笑)。しかし、人生のある場面において、そのいい話の行動原理が、無意識に動かし、助けてくれるであろうと確信しております。

※安倍晋三元総理の挨拶については、《速報》をご参照ください。

■トークセッション~編集委員代表が本書の魅力を語る~(前半)
・貝塚茂樹氏(武蔵野大学教授)
・丸山敏秋氏(社団法人倫理研究所理事長)
・八木秀次氏(高崎経済大学教授・日本教育再生機構理事長)

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八木:現在、小学校、中学校の「道徳の時間」は、正式の教科ではありません。そのため、そこで使われている教材に、改正された教育基本法や学習指導要領が、 しっかりと反映されているとは言えません。  そこで、道徳の「教科化」への機運を高める、パイロット版(試験的な)道徳教科書を作成することを目的に、平成20年7月に「道徳教育をすすめる有識者の会」は立ち上げられました。

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貝塚:戦前の道徳教育は、明治23年の教育勅語が基準になり、「修身科」という教科のなかで行われました。戦後、占領軍がその「修身科」を目の敵にして廃止したと思われていますが、それは間違いで、非常に高い評価をしています。  しかし、その後の日本側も含めたやりとりの中で、結論として「修身科」は設置せずに、社会科のなかで一緒にやっていくということに決まります。その後、「道徳の時間」は設置されることになりましたが、日教組を中心とした勢力が、道徳教育そのものをイデオロギー対立の争点にすることで、「教科化」は実現することなく、その状態は今現在まで継続していると言えます。

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丸山:今までにない、画期的な本です。掲載している教材は、伝統的でもあり、斬新でもあります。この本で採り上げられている一番古い人物はオトタチバナヒメ(ヤマトタケルの妃)です。一方、イチローやビートたけしも載っています。古くて新しい。これも自慢できることです。  そして一番大事なことは、「元徳」を踏まえているということです。これは「清き明き心」というお言葉で表現できるわけでありますが、それを最も端的に表されているのが天皇・皇后両陛下のお姿です。そのために、「25 橋をかける〈皇后陛下〉」、「35 天皇の祭祀〈渡邊允〉」という教材を載せています。

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貝塚:日本の戦後道徳教育で意図的に除外してきたもののなかに「宗教」があります。それを『13歳からの道徳教科書』では、正面から取り上げています。「生命のふしぎ(サムシング・グレート)〈村上和雄〉」や「生命あるすべてのものに―マザー・テレサ」などがそうです。  マザー・テレサは、既存の副読本でもよく採り上げられていますが、その際は、彼女の宗教的な側面を全く除いているため、本当に理解しているとは言えないのではないか、と感じていました。したがって議論が出ることは承知の上で、本教材では、あえて「堕胎」についての箇所を採用しています。今まで避けて通ってきた問題を、議論のど真ん中に置いて、話し合っていこうということです。
丸山:私が強く推薦した教材として「風景開眼〈東山魁夷〉」があります。東山氏が、自然に対する人の生き方というものを大変美しい文章で書いています。中学生には難しいだろうなと思います。 しかし、よくわからなくても、そこで感じるもの、感性に訴えるものがあっていいのではないかと考えました。
 もうひとつは、「奇蹟のリンゴ―木村秋則」です。これは無農薬・無肥料でリンゴを栽培するという奇蹟を起こした木村秋則さんのお話です。その情熱や苦闘ぶりを知るにつけて、夢を追い続ける人物として、ぜひ取り上げたいと思いました。
八木:私が特に推薦したものは、先ず「稚心を去る―橋本左内」です。『13歳からの道徳教科書』と銘打った以上は、最初に幼心を絶ち切って、自立していこう、と思わせるものが大事だと考えたのです。  また、「なりたいものになるために―ある小学六年生の作文」は、皆さん、ぜひ声に出して読んでみてください。私は泣けて仕方がないです。ものすごい高い志がこの作文の中に示されています。これを、小学生や中学生のときに知るか知らないかでは、その子のその後が随分と変わるのではないかなと思います。  苦労の末に『13歳からの道徳教科書』を世に出すことができました。中学生の道徳教科書に留まらず、国民読本となり、ここに書かれていることが多くの人達の共通の話題になること、それが国民教育としての道徳教育に通じていくのではと考えております。


■教育界代表の祝辞~道徳教科化の起爆剤に~  
久保井規文
(全日本教職員連盟委員長)

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 私は、非常に荒れた小学校のクラスを受け持った経験があります。何とかできないかといろいろ試みたのですが、なかなかおさまりをみせませんでした。  ところがある日、暴れん坊の1人が一生懸命本を読んでいるんです。何を読んでいるんだいと尋ねたところ、  「先生、徳川家康ってなかなかいいね」 と言うんです。徳川家康の伝記を読んでたんですね。
 そこで私は、歴史上の偉人や、現代活躍している人たちの生き方を書いた本を集めて、クラスに置いておきました。そうすると子供たちがあらそうように読み出し、不思議なことに1、2ヶ月経つうちにクラスが落ち着いてきたんですね。おそらく、具体的な人物の生き方を通して、自分を見つめ直すことができたからではと思っています。  私は、道徳心のない学力は、真の学力とは言えないと考えています。『13歳からの道徳教科書』が、日本の教育を考える転機となることを心から願っております。


■各界代表挨拶

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・衛藤晟一氏(参議院議員)
教育基本法が改正し、道徳心もはっきり書きこまれました。しかしまだまだ変わっていません。
そのためにもこの教科書がひろがって、日本人の教育の根底を変えていくことを期待しています。

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・岡崎久彦氏(元駐タイ大使)
読んでいるうちに泣けてしょうがないほど、いい話ばかりです。民主主義と教育の二本柱で国家はもちます。その教育の根幹である道徳をささえるこの本が、幅広く読まれることを望んでいます。
 
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・下村博文氏(衆議院議員)
子供たちは本当はこのような本こそむさぼるように読みたいんですね。日本中で徳育・道徳の本が幅広く読まれるようになり、さらに世界に発信していく。そのきっかけにこの本はなるのではと思います。

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・後藤素彦氏(公益社団法人日本青年会議所副会頭) 
日本青年会議所では、日本中の子供たちの道徳力をいかに身につかせるかに長年取り組んでいます。この本を活用することで、私たちの活動もさらに幅がひろがっていくのでは考えています。

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・桶屋良祐氏(念法眞教教務総長) 
仏教の目指すところも人づくりであり、その基本は道徳です。この教科書によって、素晴らしい畑ができたと言えます。そこに人としての種をまいたときに、素晴らしい実りに成長していくことでしょう。
 
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・北川治男氏(公益財団法人モラロジー研究所常務理事)
教材のひとつである「天皇の祭祀」を読むことで、東日本大震災における天皇陛下のお姿に感じた感動がよみがえってきました。この教科書を通して日本の精神の真髄が、子供たちに伝わっていくことを願っています。
 
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・小田村四郎氏(元拓殖大学総長)
昭和33年に「道徳の時間」が実施されていながら、子供たちにほとんど浸透しませんでした。それは最初から正式の教科にしなかったというのが最大の問題であり、この教科書の発刊によって、「教科化」への機運が高まることを期待しています。

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・森靖喜氏(岡山学芸館清秀中学校校長)
子供たちの学力を伸ばすことや、スポーツで活躍する生徒を育てるために、一番いいことは人間の基礎・基本をつくることです。それはもちろん道徳心の涵養ということです。そのためにこの本を十分に活用させてもらおうと思っています。

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・江口克彦氏(参議院議員)
私は、道徳力と国力は比例していると考えています。そのためにもこの『13歳からの道徳教科書』が広まっていくことで、日本の力が伸びていくことを期待しています。

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・山中祥弘氏(学校法人メイ・ウシヤマ学園理事長)
道徳とは、人の道を説き、人の徳を説くものです。人格は最も大切な能力であると、私は考えております。そのためにも、歴史・公民の教科書に続いて、この教科書が出たことで、日本の「教育再生」の材料が全て揃ったと思っています。

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広報誌「教育再生」最新号3月8日刊行!

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日本教育再生機構の広報誌「教育再生」3月号(第46号)が3月8日に刊行されました。  

おもな内容は次の通りです。

≪報告≫
『13歳からの道徳教科書』出版記念の集い
 子供たちに伝えよう、日本の道徳


 ◇主催者からの挨拶
  渡部昇一(上智大学名誉教授、道徳教育をすすめる有識者の会代表世話人)
 ◇来賓代表挨拶
  安倍晋三(衆議院議員、元内閣総理大臣)
 ◇トークセッション~編集委員代表が本書の魅力を語る~
  貝塚茂樹(武蔵野大学教授)
  丸山敏秋(社団法人倫理研究所理事長)
  八木秀次(高崎経済大学教授・日本教育再生機構理事長)
 ◇教育界代表の祝辞~道徳教科化の起爆剤に~
  久保井規文(全日本教職員連盟委員長)
 ◇懇親会挨拶
  岡崎久彦(元駐タイ大使)

≪巻頭言≫
頭でなく、腹で理解できる人間を
 
島田洋一(福井県立大学教授・元文部省教科書調査官)

≪特集≫
 “早わかり”教育基本条例 ポイントはココ!

  ・何のための条例か?
  ・ターゲットは、教育委員会?
  ・世論は支持している?
  ・専門家は反対なのか?
  ・日本教育再生機構は、どう考えている? ほか

□ 「神社検定」が6月3日はじまります

□ マッカーサー証言が教科書に
 ~東京都日本史必修教材~

≪好評連載≫
【唱歌と童謡の近代史23】
春よ来い
雪国で春の訪れを待ちわびる幼心の唄 
八木秀次 
【子供に語りつぐ日本の偉人46】
 源頼朝
 勝岡寛次(明星大学戦後教育史研究センター)
【日本の心、和歌の心46】                   
 西郷隆盛
 松浦光修(皇學館大學教授)  ほか

詳しくはこちらへ
≫日本教育再生機構

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伊勢市に公開質問状:中学校教科書採択

 新年度から使われる伊勢市の中学校社会科教科書採択をめぐって、 2月10日、日本会議三重伊勢支部(堀崎萱二支部長)が、違法な採択が行われたとして、鈴木健一市長らと面会し、公開質問状を手渡しました。

 質問状は、採択前に行ったアンケートでは、採択された教科書(歴史は日本文教出版。公民は東京書籍)ではない教科書に賛成する意見が多く寄せられているのに、教育委員会での採択にはそれが反映されていないこと、また、郷土愛を育むように伊勢神宮などを詳しく取り上げた教科書を推薦した、教育委員の意見が採用されていないことなどの、8項目にわたっています。
 また、採択権限を持つ民間の教育委員でなく、教育委員会事務局の影響下で採択が決定されたのは違法であるとし、採択を主導した「社会科部長」の氏名のほか名簿の公開も求めており、今後は採択手続きを明確化するため、伊勢市単独での採択を検討することなどを求めています。
 
 現在、伊勢市は、度会郡の玉城町、度会町、南伊勢町、大紀町のそれぞれの教育長と教育委員長、保護者代表らによって「伊勢度会地区教科書採択協議会」を構成し、一括して教科書を同協議会で決定した後、各市町で承認しています。
 鈴木市長は、「検討して解答したい。教科書採択の仕組みづくりを議論するステージは必要」とコメントしており(中日新聞2月21日)、今後、伊勢市の単独採択化や新しい採択システムに向けて議論が始まると見られます。
 
 質問状は、地元紙(伊勢新聞、中日新聞)でも取り上げられ、3月20日を期日に文書での解答を求めており、結果は報道各社にも公開するとしています。
 今後、この日本会議三重伊勢支部の公開質問状がモデルケースとなり、全国で採択地区やシムテムの是正にむけた動きが活発化することが期待されます。

伊勢新聞2月21日付
中日新聞2月21日付
公開質問状の全文

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