教科書改善の会

改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(代表世話人・屋山太郎)

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教育再生12月号(第79号) 12月8日(月) 刊行!!

教育再生12月号(第79号) 12月8日(月) 刊行!!

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■≪巻頭言≫道徳の「教科化」に魂を入れる運動を
 貝塚茂樹(武蔵野大学教授)
貝塚 道徳の「教科化」は制度的には実現するが、道徳教育改革はまだ「道半ば」である。「教科化」に魂を入れる運動を継続していきたい。本当の闘いはこれからが正念場である。

■今こそ、地域から学びを
 松浦正人(山口県防府市長)
松浦 もちろん人は必ず死にます。しかし、死んだ後にどんなものを残していけるのかは、生きているうちに考えなければなりません。〝志〟があり、〝親孝行〟のできる日本人を育てていくために、精一杯やらせてもらおうと思っています。十代で戦艦に突っ込むために、爆弾をかかえて飛び立っていった方々のことを思えば、どんなことでもできますよ。

■シリーズ 偉人の俤を慕いて③ 
 岐阜県恵那市立岩邑小学校
 「先人教育」に溢れる町、そしてその学校
     
 渡邊毅(皇學館大学准教授)
 渡邊 岩邑小で具体的に学んでいる先人は、佐藤一斎をはじめとして下田歌子、三好学などである。岩邑小を含めこの地域は、これら先人に学ぶ気風に満ちているのである。

■≪好評連載≫【表紙解説・日本の心79】
 冬至と冬のまつり―ゆく年への感謝と鎮魂―

 稲貴夫(神社本庁参事)

■≪好評連載≫【日本の心 和歌の心79】
 昭和皇太后 御製

 松浦光修(皇學館大学教授)

■≪好評連載≫【めざせ“マナー美人”lesson21】
 挨拶を交わすこと 

 明石伸子(日本マナー・プロトコール協会理事長)
 
■教育再生“ニュース”
 ①下村博文文部科学大臣、学習指導要領改訂を諮問
 ②和文化教育第11回全国大会が武蔵村山市で開催


■教育再生の窓
 終戦七十年の節目の年を「戦後レジームからの脱却」の天王山に!! 

 宮崎正治(日本教育再生機構常務理事)

ほか

詳しくはこちらへ
日本教育再生機構

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第2回「教育再生民間有識者会議」開催(報告)

第2回「教育再生民間有識者会議」開催(報告)

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総選挙投票日が今月14日に迫るなか、
安倍政権の進める教育再生政策に対して、
民間有識者の声を広く集め、適切な政策の実現をリードすることをめざし、
11月28日、第2回「教育再生民間有識者会議」
(主催:教育再生をすすめる全国連絡協議会)が、
東京・四谷の会場にて開催されました。

昨年の第1回にひきつづき
当会議には、教育再生をすすめる全国連絡協議会の役員をはじめ
約50名の有識者が集まり、
おもに来年度の学習指導要領改訂による
道徳教育の「教科化」に関する問題などを中心に
議論が交わされました。
以下、
当日の発言要旨を掲載いたします。
なお、
当日の参加者による多くの提言は、後日まとめて
文科省などの要路に提出する予定です。

■代表世話人あいさつ
須田寛氏(JR東海相談役)
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いま日本に必要なのは「日本学」だ。
大学はレジャーランド化が進んでいるが、
宗教に裏つけられた学校は、比較的落ち着いているにように、
国語と歴史をしっかり身に付けさせる教育が
より一層求められる時代となっている。
教育の与える影響の大きさを考えれば、
基礎基本を教えることの重要性を再認識し、
具体的に提言すべきだ。

■基調報告
石井昌浩氏(教育評論家・教育再生をすすめる全国連絡協議会事務局長)

昨年の第1回民間有識者会議から1年、
政府の教育再生実行会議の提言も第1次から第5次まで出され、
私たちが提言してきた教育委員会改革や教科書制度改善が行われ、
道徳教育の「教科化」も、いよいよ実現される。

しかし、道徳教育は「教科に格上げされた」といいながらも、
じっさいは「格下げ」や「教科以下」にして
骨抜きにしようとする勢力や動きも
まだまだ根強い。

けれども、今回の法改正により、来年4月からは、
教育委員会が改革され、
首長が主宰する「教育総合会議」も新設される。
首長が教育委員会と協調しながら教育行政の「大綱」を定め、
共通認識を深める場として同会議が設けられた。

いまや、一般や民間側の意見が
教育に反映される時代となったのであり、
現在の制度改革を、単なる制度いじりとせず、
内実の伴った改革とするためにも、
我々は議論をさらに深め、要路にむけて発信していきたい。

■おもな参加者からの発言趣旨

澤英武氏(外交評論家)
道徳の教科化は、誰が道徳を教えるのかを、規定すべきだ。
例えば校長が教えるというように責任を明確にし、
学校全体での道徳教育の体系化をめざすべきではないか。

小堀桂一郎氏(東京大学名誉教授)
道徳教育は、元来、国語で行うものだ。
昔の国語の教科書は「南洲遺訓」「氷川清話」など、立派な道徳の教科書になっていた。
国語教育が道徳教育であり、国語の内容を高める方向がいいのではないか。

久保田信之氏(アジア太平洋交流学会会長)
道徳の教科化は、見切り発車の状態だ。
大学の教職課程に道徳教育は2単位あるが、
担当者は嫌がる科目で、道徳教育の研究は、伸展させないといけない。
例えば、明治期に西洋文化が入った時に、どれだけ日本の道徳が混乱したか。
その中から教育勅語が生まれるのであり、教育勅語をつくったあの時代の苦闘こそ、
いま思い出されるべきだ。

田中英道氏(東北大学名誉教授)
問題は、国家観をどう確立するか。それがないと道徳がなりたたない。
日本は近代になって国家ができたのではなく、国家が最初からあった。
したがって、国家道徳があるということを認識していくことが大切。
また、宗教とは何か、仏教の前には神道があり、日本の神道とは何かを
常に問題提起する内容としてほしい。

森敬恵氏(ソプラノ歌手)
道徳教育に最も大切な人としての絆は、産まれてからの親子の絆にある。
就学前の幼児教育で、しつけをきちんと行わなければ、
道徳教育の成果はあがらないのではないか。

長谷川裕一氏(仏壇のはせがわ相談役)
いまは子孫の将来について考えない時代になっている。
自分だけ良ければいいという風潮が強く、
家庭のなかに神聖な場所をつくり、
他を思いやる習慣づけを行ってほしい。

森靖喜氏(森教育学園理事長)
いまの学校現場で、道徳教育を行うのは、非常に壁が高い。
たとえば、戦後の米国教育使節団について知っている教育者も
現場にほとんどいない。
道徳教育の歴史的な経緯自体を全然知らない。
どのような教師であれ
誰もが大切と思い、誰が教えても道徳的になるような
偉人伝のような内容を中心に考えるべきだろう。

磯前秀二氏(名城大学教授)
道徳教育には戦略が必要だ。大学教育でもマナー教育が重要であり、
大学の課程に入れこむことが考えられる。
より効果的な方法を探りたい。

田尾憲男氏(鉄道情報システム株式会社顧問)
道徳教育に食育教育を取り入れ、食事を通して礼儀を教えてほしい。
お米や食を通して、皇室や神話、日本文化につながることを教えることができる。

秋山昭八氏(弁護士)
佐世保事件のように、本人に精神的に問題がある場合は、
道徳教育は無力であり、限界もあることをふまえた内容にしてほしい。

反町勝夫氏(東京リーガルマインド会長)
祖国の為に戦うこと、国防の意義を伝えることは、
自然に身に付くことではなく、
教育できちんと教えないといけない。

村主真人氏(民間教育臨調事務局長)
来年3月の学習指導要領の改訂はマイナーチェンジになりそうで、
古典、偉人伝、宗教を、指導要領にどこまで反映できるのかが、
大きな課題となる。

明石伸子氏(日本マナープロトコール協会理事長)
日本の国名、国歌、国旗の由来をしらない若い人が多い。
そうしたなかで、道徳が教科化するのは一筋の光明であり、
国旗掲揚のマナーを通して、日本についての成り立ち、
国名の由来などを教えてほしい。

八木秀次氏(麗澤大学教授)
道徳の教科化は、今日の学校教育を変えて行く起爆剤になる。
ジャージやジーンズ姿で道徳は教えられず、
偉人伝やマナーなど
きちんとした教科書を使うことになれば
学校教育の全体が一変する可能性もある。

丸山敏秋氏(倫理研究所理事長)
よい教科書をつくることから、本格的な教科化スタートする。
人物伝、歴史上のできごと、あるいは詔勅の内容も教えられないか。
教育勅語に代わる現代的な内容(地球環境のことを含めた徳目)を
めざしてほしい。

大蔵雄之助氏(元杉並区教育委員長)
英雄の名前だけでなく、名前がないような名も無き庶民を
取り上げることも大切。
その他、英語よりも国語を重点的に強化してほしい。

小堀桂一郎氏(東大名誉教授)
はたして道徳を教える事ができるのか?
迷うところもあるが、形から入ることはできる。
朝夕の挨拶、先生への挨拶、礼儀から入れば道徳になる。

野田数氏(元東京都議会議員)
教育再生に反対するのは、民主党よりも公明党という場合もよくあり、
すすまない原因を正確に見ておく必要がある。

■まとめ
渡辺利夫(代表世話人・拓殖大学総長)

幼児教育、家庭教育、学校教育を通して、
肯定的な自我を形成して行くことが大切だ。
しかし、今の歴史教育で、
国家意識を持つことは難しい。
自国の歴史を否定的に扱う教育を受けている。

今後の世界は、歴史衝突の時代になる。
ナショナルであることが、グローバルであり、
中国から挑まれている歴史認識問題に、
どれだけ我々が耐えられるのか。
おそらく国語の思考力がそれを決定する。
日本語が劣化すれば、日本人が劣化する。

また、昨今の少子化傾向に見られるような、
個人主義の単体至上主義から脱して
皆と共につらなる生命至上主義へと
価値観を改めていく必要がある。

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