教科書改善の会

改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(代表世話人・屋山太郎)

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【報告】記者会見:沖縄八重山地区の育鵬社「逆転不採択」に関するコメント

【報告】記者会見:沖縄八重山地区の育鵬社「逆転不採択」に関するコメント

すでに産経新聞にて報じられている通り、
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110909/edc11090923110005-n1.htm
9月9日、文部科学省において、沖縄八重山地区の育鵬社「逆転不採択」に関して八木秀次理事長と高橋史朗理事が出席して記者会見を行いました。そのさい下記のコメントを発表しましたので、お伝えいたします。

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平成23年9月9日
 
 八重山地区の育鵬社公民教科書「逆転不採択」問題に関するコメント
 
一般財団法人日本教育再生機構
(理事長八木秀次)
教科書改善の会
(代表世話人屋山太郎)
 
 9月8日、石垣市・与那国町・竹富町の3市町の教育委員でつくる地区教育委員協会(会長・仲本英立石垣市教育委員長)が臨時総会を開き、育鵬社の公民教科書の採択について賛成多数で「不採択」とし、逆転で東京書籍を採択すると決定した。これに対して、石垣市と与那国町側は「3市町間での合意を得ておらず(採択は)無効」と強く反発している。
 
 これは、石垣市および与那国町側が主張する通りであり、上記の「地区教育委員協会」には採択に関する法的な権限は存在しないため、育鵬社「不採択」および東京書籍「採択」の決定は無効である。
 
 以下は、昨日までに文部科学省初等中等局の山中伸一局長をはじめ担当者が示した「確認事項」のポイントである。第一に、共同採択地区において「同一教科用図書を採択」する「協議」(無償措置法第13条4項)について、八重山地区採択協議会が、当然これに該当すること。第二に、八重山地区採択協議会の他に「新たな協議の場を設ける」ためには、3市町それぞれの教育委員会による「合意」が前提になければならないこと。第三に、県教育委員会は、新たな「協議」の場を設けることを促すことはできるが、そのさいの「協議」の場を設ける主体は、県教育委員会ではなく、あくまで石垣市・与那国町・竹富町の教育委員会であること。

したがって、3市町のそれぞれの教育委員会による「合意」がない以上、「地区教育委員協会」に採択に関する法的な権限は存在しない。八重山採択地区協議会による「協議」の結果を各教育委員会が尊重するのが、法令および文科省の見解がさし示すところである。
 
 日本全国の共同採択地区は、法令による採択ルールに従って「採択地区協議会」の選定を尊重し、各教育委員会の権限と責任において教科書採択を行ってきた。こうしたルールからの逸脱は、教科書採択制度を根底から否定する違法行為である。もし法的権限のない「地区教育委員協会」のような機関による採択や協議が許されるのならば、採択制度自体がその根拠を失ってしまい、何が適法であり適正なのかの区分や基準が失われる。

 さらなる混乱を生じることが明らかな不当な法律解釈を、文科省は、これ以上、放置するべきではない。一般的に、法令やルールを守らないような行政組織はありえず、ルールから逸脱した民主主義や民意というものはありえない。外部勢力の主張やマスコミの報道によって法解釈が左右されたり、行政ルールが捻じ曲げられることはあってはならないことである。文科省は本来の採択ルールに立ち返るべきであり、法令を遵守する石垣市・与那国町教育委員会が求めている通り、八重山採択地区協議会の「協議」の決定を尊重して採択を行うよう、文科省は沖縄県教委および竹富町教委に対して是正の要求を行うべきである。
 

※育鵬社は、平成14年度から23年度まで使用されている
扶桑社の中学校歴史・公民教科書を継承するフジサンケイグループの教科書会社です。
 
※日本教育再生機構は、民間の立場から教育再生を進める社会教育団体であり、教科書改善の会(正式名称:改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会)は、扶桑社教科書を継承する育鵬社の教科書作成・普及などを側面支援しています。
 
※教科書改善の会は、日本教育再生機構が事務局を務めており、日本教育再生機構は、平成18年10月に正式発足し、21年6月より一般財団法人となり、教科書改善の会は平成19年7月に発足しています。
 
※当機構および教科書改善の会は、「新しい歴史教科書をつくる会」とは一切関係ありません。したがって「つくる会系」「つくる会から分かれた」などの報道は誤りです。記者の取材不足による誤報であり、当機構および当会として強く抗議します。   
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