教科書改善の会

改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(代表世話人・屋山太郎)

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道徳「教科化」の提言へ:教育再生実行会議第二回会合

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第2回会議冒頭で挨拶をする安倍首相


 安倍内閣が進める教育改革を議論する「教育再生実行会議」(座長:鎌田薫早大総長)の第二回会合が、2月15日開かれ、いじめ・体罰問題に関して「道徳」の正式な教科化を求めることで意見が大勢を占め、日本教育再生機構の八木秀次理事長も教科化にむけた具体的な提言を行いました。

 冒頭、安倍晋三首相は、いじめ問題について、「子供たちの規範意識や豊かな人間性を育むという視点で考え、道徳教育を充実していくことが大切」とした上で、「教育再生はまさに『実行』の段階にある。スピード感を持っていじめ対策を充実し、与党とも連携して法制化につなげたい」と、道徳の教科化ともに、いじめ防止の法制化にむけて同会議の議論を反映させる意向を示しました。

※首相官邸   
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201302/15kyouikusaisei.html

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下村博文文部科学大臣と談笑する八木理事長


 学校での「徳育」の教科化は、第一次安倍政権の教育再生会議の報告書(平成19年)でも提言されましたが、成績評価に馴染まないなどの否定的な見方が文科省内からも出され、進展していませんでした。
 今回、報道によると、委員からは、「道徳教育は指導方法が確立していない。抜本的な強化が不可欠だ」「道徳教育と生徒指導をリンクすべき」との意見が出され、鎌田座長は会議後の記者会見で、「有識者からは、教科化を求める声が大勢で、反対意見は出なかった。(成績評価など)細かい点は詰めて行きたい」と語り、同会議の提言に教科化について盛り込む意向を示しました。

 また、実行会議の委員からは、「文科省がいじめや体罰の定義、範囲を明確にすべきだ」との意見が出たことを受け、下村博文文科相は会見で、「(定義について)できるだけ早めに示したい」と述べており、現在、与党自民党の進めるいじめ防止法案は、今後、条文などの見直しが進むものと見られます。

(※自民党のいじめ防止法案の「定義」などの問題点については、産経新聞記事 http://sankei.jp.msn.com/life/news/130215/edc13021501370000-n1.htm を参照。)

 なお、同会議のいじめに関する提言は、今月中に出される予定で、次回会合では、 教育委員会制度改革の議論を開始し、4月中にも提言が出されると報じられています。
 前回と同様、安倍首相は、同会議に最初から最後まで出席し、あらためて内閣を挙げて教育改革に取り組む、強い姿勢を示しています。
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