教科書改善の会

改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(代表世話人・屋山太郎)

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速報:約500人の多数のご参加、まことにありがとうございました!第4回教科書改善シンポジウム「日本文明の創造力」

速報:約500人の多数のご参加、まことにありがとうございました!
第4回教科書改善シンポジウム「日本文明の創造力」

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11月15日(土)、六本木ヒルズ・ハリウッドホールにおいて、第4回教科書改善シンポジウム「日本文明の創造力~子供たちに伝えよう、元気な日本~」(主催:教科書改善の会)が開催され、約500名の多数のご参加がありました。

 登壇者は、村上和雄氏(筑波大学名誉教授)、渡辺利夫氏(拓殖大学学長)、呉善花氏(拓殖大学国際学部教授)、田中英道氏(東北大学名誉教授)、伊藤隆氏(東京大学名誉教授・育鵬社歴史教科書編集会議座長)ら。各界から多彩なメンバーが一堂に介し、日本文明の持つ可能性、自然との共生、日本人の宗教心、海洋国家日本と国際環境などのテーマについて、興味深い議論が交わされました。当日の模様をご報告します。


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 主催者代表として屋山太郎氏(教科書改善の会代表世話人・政治評論家)は、「新しい学習指導要領では武道の必修化が進められているが、昔、武道の先生から常に教えられていたことは『勝っても嬉しそうな顔をするな。負けた方のことも考えろ!』ということだった。武士道などの『道』の精神とは『痩せ我慢の精神だ』と、私は父親から教えられた。たとえ負けても正々堂々と向きあうべきだ。いまのスポーツ選手は勝ったら大喜びしているが、それは私の美意識に反する。勝負に勝っても、よりひっそりと、謙虚にふるまうことが武士道に通じることだ」などと述べました。

 村上和雄氏は、「私は生命科学の現場に約50年いて、たくさんの遺伝子情報を解読してきた。細胞核の中には万巻の書物に匹敵する情報が書き込まれている。では、その情報を書き、細胞を休みなく動かしているのは誰か? 私はそれを、『今の科学では到底分らない何か(=サムシング)、偉大なもの(=グレート)』、つまり『サムシング・グレート』と名付けた。言葉というのは文明を映す鏡であるが、日本語には『いただきます』『もったいない』『ありがたい(有り難い)』という、サムシング・グレートに対する敬虔な気持ちがすでに込められている。日本人は昔からそのようなものに対する感謝の心と感性を持っている」と、日本独自の精神性と、発達した科学技術との調和の必要性を説き、21世紀の日本の展望を示しました。

 渡辺利夫氏は、「今の日本を取り巻く地勢学的状況は開国維新から日清・日露戦争の開戦前夜と非常によく似ている。日本はつねに極東アジア諸国から緊迫した脅威にさらされてきた。中国や北朝鮮のミサイルは確実に日本を照準とし、拉致被害者はおそらく数百人に及ぶ。また竹島の一方的支配という屈辱を与えられている。にもかかわらず日本の指導者たちは、集団的自衛権行使の旧来の憲法解釈一つ変えようとしていない。仮にも日本の指導者が外国に対して卑屈であったり迎合的であったのでは、若者が気概を持ったり目覚めたりすることはありえない」と、国家のあり方と日本人の心のあり方が関連している問題について注意を喚起しました。


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 田中英道氏は、「日本は、国そのものの成り立ちから、文化や芸術の形成に至るまで、天皇の存在が大きく影響している。天皇が直接統治された飛鳥、白鳳、天平の時代には、聖徳太子の法隆寺、天武天皇の薬師寺、聖武天皇の東大寺など、歴史に残る素晴らしい文化が生まれた。昨今、芸術は極めて個人的なものだと考える風潮があるが、『公』の立場を最も重んじておられる天皇により、優れた文化が生まれた時代に着目し、その存在をもう一度考え直す時期に来ているだろう」と、日本文化と「公」としての天皇の存在との関係という視点を提示しました。

 呉善花氏は、「欧米諸国、中国、韓国などの文化は、自然を支配することにより発展してきた。しかし、日本は古来の自然信仰を基礎とし、その上にさまざまな文化を調和させながら取り入れてきた。日本人は木を一本切るのにも畏れを抱き、それを加工してできたモノにも命が宿ると考える。また、例えば茶道では、簡素な外観の小さな茶室の中に宇宙を見出し、自然と一体になる、というように日本文化は極めて精神的だが、そのような文化は他国ではなかなか見られない」と、日本文化の独自性を、他文化との比較により明確に示しました。

 また、会場からの質問に直接パネリストらが答える時間も設けられ、活発な議論が交わされました。

 まとめとしてコーデイネーターの伊藤隆氏は、「『万葉集』は今われわれが読んで千年以上前の人と同じ感情を抱くことができる。こんな国民は他にはいない。われわれは自分たちが一体何者であるか、客観的に自分を見直して、日本人の豊かな財産目録としての歴史を若者に伝えていく必要がある。しかし、日本は政治・経済的に、国際関係的に危機的な状況にある。いくら優れた文明や文化を持っていても、日本は日本を自分で守ることができるのか? このことを我々は忘れてはならない」と述べました。

 最後に主催者謝辞として、メイウシヤマ学園ハリウッド大学院大学学長の山中祥弘氏は、「人間の基本とは藤原正彦さんによれば4つの愛だという。家庭愛、郷土愛、祖国愛、そして人類愛、この順番である。世の中にはお金では買えない大切なものがある。それを伝えるのが教育の役割だ。教育の荒廃は日教組だけが悪いのではない。それを許してきた我々自身も深く反省すべきである。これからも一緒に頑張っていきましょう」と述べると、会場から大きな拍手がわき上がり、3時間にも及ぶ長時間のシンポジウムは幕を閉じました。


〉〉産経新聞記事(11月19日付)
〉〉MSN産経ニュース(11月19日付)
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